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第三の眼の開発のしかた

松果腺の活性化の方法

脳の構造は、そのまま体躯投影として身体に対応しやすいのでは。
カバラの生命の樹は、たいてい陰陽にわかれた二つの要素が、上位にある中枢で、統合化される、という三角形構造の繰り返しです。
つまり、上に、単一なものがあり、それが下では陰陽、男女にわかれます。
それが何度か繰り返されるというよりも、ヤコブの梯子のように連鎖する構造だと、かなりの数繰り返されます。

で、松果腺は、第三の眼と言われますが、
右目と左目の間にあり、少し上位の位置にある目ということになります。
脳の中では、これは右脳と左脳に挟まれていて、いわば「性分割されていない」ということです。
性分割されていない場合には、ふたつの方向があって、
ひとつは性分割へ。つまり下の左右、陰陽へ。
もうひとつは、下の左右、陰陽が、統合化されるという方向になりますよね。
この行き来に関連すると考えてもいい。

身体では、この左右が真ん中にという形は、左右の手が、頭に。
左右の足が、腰、あるいは生殖器の位置に、というふうに反映されています。
これも、左右の活動で得られたものが、上位の単一なものでまとめられるという意味が出てきます。

なので、象徴的には、松果腺は、生殖器あるいは頭というふうに考えてもいいわけです。
で、夜、暗いところにじっとしていると、松果腺から、メラトニンが生成されて、
これが、睡眠を促し、また性欲を抑制すると言われています。
睡眠というのは、意識の活動の陰陽というプラス、マイナスの激しい揺れを
そのまま、中和した統合点に持って行くことにも関連するし、
性欲減退となると、それはそのまま陰陽分割された男女を、幼児のような単一なものにしていくということですね。
メラトニンは、反対に、性欲を高めて、また老化を防ぐ薬などといわれて、アメリカでは一般に販売されているらしいです。鎮めるのか、高めるのかというよりも、そのコントロールということでしょうね。
大人になると、この松果腺からのメラトニンの分泌が減少していく。

で、脳が、馬車、馬、御者、あるいは虫、羊、人という三つの層の複合で働いているという時にわたしはまず、これを脳科学の分野からでなく、新プラトン主義などで使われる古い発想のほうを優先して考えますが、
肉眼で見る外界の映像というのは、地上的に男女化された、つまり陰陽分割された領域のものと考えてみることにします。この映像が、もうひとつ次元の上の、つまり統合化された単一の領域に結びつくプロセスを想像しよう。

なんで、こんなことを言うかというと、
たとえば、薬物実験などで、意識が深い場所に行くと、
●瞳孔が開き、目線が動きにくくなる
●深い記憶が、目前の具体的な映像の裏側に付随するというか、重なってゆき、現象や映像の裏の意味というものが浮上してくる。ひとつの映像が、三重のレイヤーになって見える。

ということが起きるからです。
頭の表皮に近いところの目で見ているものは、より深いものと同期を取ると、いわば人の脳、羊の脳、虫の脳が「同期」して、それぞれの領域での情報を提供していくと思うのです。
何か見て何も感じないというのは、この切り離しが起きていて、見たものは見たものだけで止まり奥のほうに接続されていないのです。

いつもは、この三つはばらばらな情報活動をしている。

生命の樹と似たような構造がそのままことにも反映されていると考えると、陰陽分割されたものが、単一なものへ統合化され、それは次の層を刺激して、そこでの陰陽分割が単一へ、というプロセスが全体で三回繰り返される。
たぶん、この繰り返しの中で、頭の表皮の目が、そのまま奥の松果腺へつながるのだと思います。
なんのことはない、結局生命の樹とかエニアグラムの構造、つまり三つの領域で陰陽と単一化の三つのプロセスが繰り返され、都合9つになる図式が、そのままここにもあるわけです。

何度も繰り返しますが、これを医学的、科学的な面でのみ考えてはなりません。医学的、科学的には、ものとしてのみ分析しているので、それは知識としては、三分の一領域しか理解できなくなるからです。参考にして、それを材料にして、もっと別のことを考えないといけないということになるのです。

二十代の頃に、裏側を黒く塗った時計皿型のガラス鏡で、毎日見つめて、
やがて、眠る前に、その中に映像を見るようになった。これはバトラーが説明している黒鏡そのものの練習です。で、そこでは、奥のほうから、独特の雰囲気を持つ映像がたちあらわれて、この場合、映像そのものよりも、その雰囲気に引きつけられた。何か、奥から引っ張り出してきた強烈な磁力が感じられるのです。故郷に戻ったような感覚です。

あれは、肉眼で見ている「陰陽分割された」領域を統合化した単一の場所の奥から引き出されてきた映像ですね。

■松果腺という脳の奥にある場所を、意識で特定する。
意識をまずそこに持って行く。どこにあるのか、探さなくてはなりません。
■そこから、額に移動する。反対に額から、松果腺まで、意識を行き来させる。
そうやって、まず「らせんパイプ」を通す。これは紐というイメージで良いかもしれません。
このパイプを通すというイメージは、昔懐かしいシルバ・マインド・コントロールでもやっていましたね。

暗い方が松果腺は活発化する。というのも、これは生物の歴史でもあり、目が発達していない、深海の生き物が、目のかわりに松果腺を使っていた時代の記憶のようなものでもある。

■ドリールの言う、高速振動というのも参考になるでしょう。高速振動は、陰陽化されたものが統合点へ向かわないとできません。振動は陰陽化された時に落ちるからです。で、これは性欲昂進とは反対の減退という方向性でもあります。でも、これも陰陽化されて、どちらかいっぽうに沈んでいる場合には、一体化して、第三の点に持って行くという意味では、反対の意味を持つことにもなります。つまり、二極のひとつに落ちている場合は、それを二極並列領域に持ってゆき、さらに統合化する必要があるということです。

■目線を動かさない。目線を動かすことは、虫、羊、人という脳をばらばらに機能させることになります。いってみれば、虫、羊、人の三つの領域の正中線を直線上に並べる必要があるからです。
たとえば、わたしたちは、いつもは何か見ていても違うことを考え、違うことを思います。これが虫、羊、人のばらばら化という意味です。じっと見ていても、違うことを考えるというのも、分裂です。考えるだけでなく、思う、感じるというのがすべて同じ方向を向く必要があります。

たぶん、これらは、たまたまですが、6月2日の日記に書いた、リコネクティブの体験者の話が参考になります。
そのヴィジョンでは、茶色のふたりの人が倒れていた。頭は近づいていた。
これが、物質界というか、末端の領域での、陰陽化されたもの。
受講者は、このふたりのうち、ひとりに自己同一化した。つまり男か女に。
その頭は近づいていたが、くっついてはいなかった。単一統合点にいけない。
黒い軸線は、曲がっていたので、統合化するには、座標が見つかりにくい。戻るコースがわからない。
これらが、ピンクとか紫の領域と結びつくと、
肉眼の目の世界という物質界と、深層の領域まで、つながる、すなわちリコネクトするということです。
たぶん、リコネクト体験のあらゆる人の話が、ここでは教科書として参考になると思うよ。

身体全体の、足から頭までのことが、額から松果線までにも復元される。
というよりも反対かもしれない。どちらでもいいが。額から松果線までのこと、あるいは松果線から、額までの設計図が、そのまま、頭から身体へと拡大復元される。
なので、やはり松果線は、設計図としての「小人」なのかもしれないですね。映画ブラックメンの、頭の中に住んでいる小さな宇宙人みたいですね。

爬虫類脳を排斥してみたり、また羊脳を過剰に重視したり、人脳のみで考えたり、
三つの領域をばらばらにする方向性は、自己の奥へとリコネクトすることを阻害します。つまりその人の価値観がそのまま頭や組織の使い方に反映されるのです。三つが同期している人は、何を見ても、何を考えても、その同期のシステムで考えます。すると、わからないこともわかってきます。
わからないこともわかってくる、というのは、回路ができていると、何か考えても、それがそのまま奥の智恵につながってゆき、やがては、大きな理解へと結びつく。これはすぐに、ということはない場合も多いです。が、かならずそこにたどり着くことになります。

−−−−−−−−−−−具体的な手順
アファメーション使いましょうか。

1.「わたしは、三つの世界が重なってできている。それらを結びつけて、まっすぐの道を作ります。」と言う。

2.額から、頭の真ん中にある松果腺まで、パイプができるイメージを作る。額が涼しいというイメージを持つ。風がそこにあたる。

3.「三つの世界は、赤の世界、黄色の世界、青の世界とみなされる。それをたどります。」と言う。

4.ふたりの茶色の人がいる。それが結合して赤の人に。それは額の門の中に入る。・・・ここまでは必要がない場合もあります。とくにへばっている場合には、これもしてみましょう。

5.「赤はオレンジとともに、黄色に統合化されます。」パイプの額に近い三分の一のところで、赤とオレンジが、真ん中の黄色にまとまることを想像します。

6.「黄色は、緑とともに、青色に統合化されます。」パイプの真ん中でのプロセスが進行していることを想像します。

7.「青色は紺色と結びついて、紫の門に入ります。」パイプの奥のほうで、このプロセスが進行していることを想像します。

8.松果腺が、振動していることを想像する。これは、むしろ、赤から紫に推移しつつ、額から松果腺へパイプを移動している間に、振動がどんどん高くなることを想像してもいいです。頭の奥のほうで、シューッという音がする。このシューッという音がなかなかわからないかもしれない。でも、頭の一番奥ということが重要です。

9.音を出しながら振動している松果腺から、逆に、額に向かって、光線が放射されていくことを想像。時間、空間をこえた微細な物質から、より下の次元に存在する光の領域へ接続。低い振動に向かって、下降していく。この松果腺の振動は、わたしが見た夢では、吉田戦車風の丸顔の小人の顔の周りのひだひだが、ぷるぷると高速振動しているものだと思うのですが、目にもとまらぬ早さで、紐がぷるぷるとふるえている光景を何か考えてください。手順を決めて、定番的なスタイルを作ると早いです。

これらを、バイノーラルビートの機械を使いながらすると良いかもしれないです。ヘミシンクの場合には、音声も入り、することが決まっていますから、なかなかできにくいですが、バイノーラルビート発信器であれば、やりやすいでしょう。
私の場合、ボイジャーエクセルプロテウス持っていますが、それだとF11です。

昔、わたしが、時計ガラス型のシャーレーの凸側を黒エナメルで塗って、内側を見ていた練習では、意識が奥のほうにつながると、いろいろと印象が伝わってくる回路ができるのですが、日によって、そういう気分でないことも多かったです。この「その気分ではない」というのを、バイノーラルビートは、強制的に深いレベルにセットしてしまうので、まさしく力業で、時にはこれは暴力的だと感じることもあります。しかし効果的です。

| 名前の由来 | 06:56 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |

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Comment
はじめはよかったのですが段々難解な話しになりよくわからなくなります。

真理は至極単純にして明快でなければならないはず。
松果体活性化というよりさまざまに分割された話は儀式や妄想に感じます。

コメントお願いします。

2009/02/25 12:42 PM, from ありし者
別所憲隆編の『愛の光の生命のメッセージ』や『ドリールの教え1、2』は参考になります。
2011/04/06 1:36 AM, from 田代 朋也









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